【まもなくスタート】私のSDGsチャレンジ特集

Starbucks’s Earth-Friendly Plan スターバックスの地球に優しい計画

(写真のパンダ絵柄のマグカップは、広島の友好都市である中国の四川省成都市のスターバックスで購入したものです。成都は中国語でCHENGDOと読みます)

今回は「スターバックスの環境目標」をご紹介します。同社は、創業50周年を迎える2021年に「2030年までに実現をめざす環境目標」を正式発表するため、2020年1月21日に以下3つの予備目標を設定しました。この予備目標を軸に、今年から専門家やスターバックス愛好家と協力して、市場調査や研究に取り組み、その結果に基づき、来年の正式発表を行う予定です。

Three preliminary targets for 2030

  1. A 50% reduction in carbon emissions in our direct operations and supply chain.
  2. 50% of our water withdrawal for direct operations and coffee production will be conserved or replenished with a focus on communities and basins with high water risk. 
  3. A 50% reduction in waste sent to landfill from stores and manufacturing, driven by a broader shift toward a circular economy. To underscore this commitment, we are pleased to join Ellen MacArthur Foundation’s New Plastics Economy Global Commitment, setting ambitious circular targets for our packaging.

引用元:https://stories.starbucks.com/stories/2020/message-from-starbucks-ceo-kevin-johnson-starbucks-new-sustainability-commitment

(日本語訳)

  1. 店舗等の直営事業とサプライチェーンにおける二酸化炭素の排出量を50%削減する。
  2. 直営事業とコーヒー生産に使用される水の50%相当を保全、または水リスクの高い地域に補充する。
  3. 店舗や製造過程から埋め立て地へ送られるゴミの量を50%削減して、循環経済へ大きく舵を切ります。この約束を明確にするため、私たちはEllen MacArthur 財団の「新たなプラスチック経済グローバル・コミットメント」に参加し、我々の包装材に対する野心的な循環目標を設定する。

さて、来年の正式発表に向けて、今、どのような研究に取り組んでいるのでしょうか。スターバックスのCEO Kevin Johnsonは「来年までの研究を通じて、世界中の様々な市場で、熱望的で達成可能な再利用目標を知らせることになるだろう」と述べています。研究の具体的内容は明らかになっていませんが、そのプロセス及び研究結果は、他の企業でも応用できる可能性がありそうですね。引き続き確認していきたいと思います。

今回のスターバックスの環境目標も、米国に住んでいる友人が情報提供してくれました。ありがとうございます。