CNBCによると、マクドナルドは、2021年から100%植物由来の代替肉をつかった「マックプラント」というハンバーガーの販売を開始すると発表しました。 現在、代替肉の商品を提供しているファストフードチェーン店は、バーガーキング、KFCやサブウェイなどです。2020年3月5日の記事でもご紹介させていただいたように、北欧のマクドナルドでは、2017年から肉を使わない「マックビーガン」バーガーを販売しており、人気商品となっています。世界には、様々な代替肉がありますが、製造工程・環境負荷への影響についても確認し、人にも環境にも優しい商品を紹介していきたいと思います。
他方、植物由来のベジ・ミートは美味しくないと言われる方も多いと聞きます。ただ、2019年に北欧諸国を視察した際に、食べたベジ・ミートのバーガーは、どれも個性的で美味しい味でした。ビーガンやベジタリアンの人口が多い北欧諸国では、ほとんどのレストランでベジタリアンメニューがあり、味や製法が洗練され続けているのだと思います。これから日本においても、環境にも健康にも優しい、良いベジ・ミートなどの商品を普及させていくことが大切ですね。
スウェーデン・ストックホルムからゴッドランド島への船内で販売されていたベジ・ミートバーガー
アイスランド・レイキャビックのカフェで販売されていたベジ・ミートバーガー
アイスランド・レイキャビックの市民プールで販売されていたベジミートバーガー
スウェーデン・ストックホルム駅のマクドナルドで販売されていたマックビーガン
ノルウェー・オスロのノーベル平和記念館の横で販売されていたフィッシュバーガー。魚を食べるベジタリアンの方は一定程度いらっしゃる。